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サーブの基本技術

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 バレーボールにおけるサーブと他の競技における技術と比較すると、テニスの重要なサーブ、野球での投球(ピッチング)、サッカーにおけるフリーキック(PKも含む)という非常に勝敗を左右する技術であり、また戦術・戦法としての大事な一要因となります。
サーブには様々な種類があってそれぞれに特色があるので、これといって唯一の定説を確立するのは非常にむずかしいものです。
よって、サーブの指導で注意しなくてはならない事は、各選手の体格、体質そしてその特徴を生かしたサーブを発展させること、またチームのレベル、カテゴリーに準じた指導をおこなうことです。

【効果的なサーブを打つ条件】

確実性とコントロール
教育的またレクレーション的なカテゴリーにおいてのサーブは、何よりもまず相手コートに確実に入ることが優先の条件となります。
そして単に相手コートに入れば良いという段階から、次第にストレート、クロス、さらにはネット際やエンドライン付近など浅く深く前後に打ち分けられるコントロールが必要です。
そのコントロールは、相手センタープレイヤー、セッターのぺネトレーション方向の後方を狙って打つなど、思うところに打ち分けるコントロールへと発展します。

スピードと変化
サーブの第一条件は、上記のように確実に相手コートに入るという事がですが、その次に大切なことが、相手レシーバーが正面でサーブレシーブできないスピードと変化(左右、前後)を用いたサーブの技術をマスターする事です。

パワー
スピードと変化に加え、レシーバーが重さを感じるサーブ、またコントロールしにくいサーブが第三の条件として挙がります。
世界のトップレベルではジャンプサーブが主流となっていて、そのスピードとパワーは脅威的なものであり、選手はレシーブをするという感覚ではなく、反応する感覚なのです。
従って、ジャンプサーブに対してのサーブレシーブはアタックレシーブの要素とほぼ同じであると考えてください。

システムと戦術・戦法
最後の条件として、システムの確立、そして戦術・戦法としてのサーブが挙がります。
“サーブをどこに打つのか”、“どの選手をターゲットとして打つのか”“ブロックとの関係は”というような事柄が、勝敗を大きく左右する条件となります。
バレーボールのコートは9m×9mです。攻撃する幅も9mです。
そこで如何に相手チームに9mの攻撃幅を6m−5m−4mと縮小させるか、それにはサーブよって与えられる影響が大きなポイントとなります。
相手チームの攻撃幅削減を考えずに、無秩序に打つサーブは、国際大会では全く通用しません。
サーブの目的、打つ場所、種類によって、ブロックのスタート位置が決まり、そしてレシーブの第一の大勢が決まるのです。
これらの関係は非常に密着しているので、時間を自然と賭けなければなりません。